左手を地面についてライズをすると、タッチダウン(T/D)ライズになります。 技が終わった時に左足だけ地面について右足は振り上げるので、片足踏切りの技に繋げやすいです。

動画だけではわかりにくいので、連続写真で説明します。

①：右足で立って左足は前に振り出します。

②～④：左を振り向きながら、両手を広げて上半身を先行して回転させます。風車みたいです。

⑤～⑦：右足で踏み切って、空中で背中を反らします。左手を伸ばし、顔は地面を見ます。

⑧～⑩：左手を地面に着き、遅れてきた下半身を左回転させます。左足をついて右足は振り抜きます。

ライズと、片手バク転を習得してから練習しましょう。

１．技の入りはライズと同じですが、上半身を先行して左に回転させます。左手は伸ばし、顔も左に向けます。

２．左手を伸ばしたまま、右足で跳びます。 空中での姿勢はいったん無視して、着地の練習をします。 左手を地面に着いた後、左足を着いて右足を振り抜き、上体を起こします。

３．技の入りと着地を繋げます。 初めは高く跳ぶ必要はありません。着地は、左手と左足を同時に地面に着くぐらいが安全です。

４．慣れたら、右足で踏み切って高く跳びます。 体の回転軸を水平に近づけます。

５．片手バク転を挟み、体をそらせるイメージをつけましょう。

６．ライズの入りから片手バク転、着地は左手→左足の順です。その勢いのまま上体を起こして右足を振り抜きます。

T/Dライズは次の技への助走として使えます。たとえば、T/Dライズからそのままゲイナー（片手バク宙）に繋げるとスムーズです。それぞれの技を習得してから、繋げてできるように挑戦してみてください。

T/Dライズの前に後ろ回し蹴りを行うと、回転が助走となってよりパワフルな技になります。