両手を地面について後ろ向きに一回転します。アクロバットの中で最も有名ともいえます。後方回転系としては最も基本的な技なので、真っ先に習得すべきです。次の技に繋げる助走としても使えます。

バク転の習得において重要なのは、恐怖の克服です。 そこで、いきなりバク転に挑むのではなく、まずはマカコという難易度の低い技を習得してください。

マカコが習得出来たら、徐々にバク転っぽくしていきます。

１．まずは普通にマカコをします。

２．手の振り、体の振り向き、そして足の振りを、いつものマカコより1.5倍くらい速く行います。また、左手と右手をほぼ同時に地面に着くよう意識します。

３．マカコの入りで腰の位置を少し高くし、左手は頭の真上の高いところを通すようにします。

４．膝を90°くらいにして空気椅子の体勢をとり、後ろに倒れかかった状態で技を始めます。頭は左を振り向くのではなく真後ろにのけ反るように上体を倒します。両手を同時に頭の上を通し、同時に地面に着くようにしましょう。

後ろからの動画を見るとよく分かりますが、このやり方だと体が左に傾いた状態で回転する癖がつくため、見た目が汚いです。 そこで、右を振り向くマカコからも同じように練習しましょう。

左右のバランスが取れて、きれいなバク転ができるようになります。

ロンダートからバク転につなげると、勢いのついたままバク転を行えるので、スピードのある派手な技になります。

バク転ができるようになると、後ろ回転系の技の練習ができるので技の幅が一気に広がります。