側転側宙とは


両手を地面について横方向に回る技が側転で、手を地面に着かずに空中で横方向に回る技が側宙です。側宙には色々な種類があります(アウーセンマウォンエアリアル)。 今回は真横を向いて両足同時に踏み切り、膝を曲げて回転する側宙です。

側転を助走として使い、スムーズに側宙に繋げます。

側転側宙の練習方法


1.助走として使いやすい側転を習得します。手足を伸ばして横回転し、勢いがついた状態で技を終えます。 

2.側転の終わりに両足をそろえて地面を蹴り、跳び上がります。足首を固めてばねのように弾けば高く跳びあがれます。

3.側転が終わって跳び上がった後、空中で膝を胸のあたりまで曲げます。 体を丸めた体勢が、最も回転しやすいです。

4.側転が終わって飛び上がった後、その流れでもう一度側転をします。二回目の側転で体の位置を高くし、手にかかる体重を減らしていきます。

5.さらに繰り返せば、手をつかなくても回転できるようになり、側転からの側宙の完成です。

側転側宙の応用


側転側宙ができるようになった次は、走る助走を付けてからの側転側宙を練習しましょう。 より高さが出て派手になります。

側転側宙の後、その勢いのままロンバク宙に繋げることもできます。